dota2 入門記事 act3 レート2500未満のスキルビルド

タイトルは釣りです。

何故タイトルにわざわざ2500未満と書いてるかというと、ぶっちゃけスキルビルドなんて

  • 相方次第
  • 対面次第
  • アイテム次第

とか色々絡んでくるのでようは状況次第な訳なんですが、そんな事言ってるとアイテムビルドスキルビルドヒーロー選択とか何も書けなくなってるので基本的な事だけ書きます。

各文頭に"基本的には"って付けて文末に”状況によります”って書きたいぐらいなんだけど流石に割愛します。

基本的な考え方

  • 確定スキル(持ちのヒーロー)を取る
  • Lv1は基本的にスタンorブリンク(移動スキル)を取る
  • Lv2は追加のダメージスキルを取る
  • Lv3はダメージ増加させられる方向のスキルを増やす
  • それ以降、主要ダメージ増加スキルをメインに取っていく、passive系は基本後回し

基本的には総合ダメージを上げた方が有利*1、例えばLinaの場合は2,1,1と取る、2,1,2とは取らない*2

スキルの説明をよく見よう、スタン強いと思ってとっても実際は0.1~2秒しか拘束時間が延びないようなスキルは割とある*3。 それならダメージ系スキルを1個伸ばせばダメージが50以上伸びる場合があったりする。

passive系は基本的に後回しで良いと言い切ってしまうのは、基本的に低Lvの場合だと殴り合う前に死ぬ程度の体力が基本だし、アクティブスキルを防ぐ方法が無く(BKB,Linken) passiveスキルが役に立たない。

注意点

キルビルドの基本を書いたついでに注意点を幾つか

トータルマナ及びマナregen

気をつけなくてはいけないのはスキルを使う=マナ消費するって事で手数が増えるとマナ消費が増えるのでマナが足りない状況が出てくる

例えばLionでbuild 1,2,1,2,1,ultでLv6時点でノーマル靴+マジックワンドの場合

  • 自分のマナ
    • (初期int 22 + 5(lv)*3(inc) + マジックワンド(int+3)) * 13 = 520
  • 消費マナ
    • スタンLv3 (145) + hex Lv2(150) + Ult Lv1(200) = 495

なので常にMPMax付近じゃ無いと1,2,Ultが打てません。

1回襲われてスタンを打つと 520-145= 375 になるんだけど、その状態から495まで時間経過で待つ場合 (495-375)/1.6 mana regen per sec(40*0.04) = 75秒待たないとコンボが打てない。

もっと悲惨な例を出すとBrewmasterで同じように 1,2,1,2,1,ultとした場合

  • 自分のマナ
    • (初期14 + 5(lv)*1.25(inc)) * 13 = 188.25
  • 消費マナ
    • 1-Lv3(130) + 2-Lv2(50) + Ult Lv1(125) = 275 絶望的になる

この場合スキル2を切って1,3,1,3,1,ultとしても消費マナ 225 で最大マナにすら足りない。

マジックワンド(3*13=39)足して227と1+Ultだけでもギリギリ、ここにダガーを足すともっと悲惨。

適当にスキル1を打って130消費した場合は 130 / 0.81 mana regen per sec(20.25*0.04) = 160sec掛かります。

なので確実にtotalマナ増加+回復手段を積むこと必須のヒーロな点に注意。*4

取りあえずで打つな

対象レート的には2500〜ぐらいになってしまうんだけど、レート2000を超えてスキルを打てるようになってくると次は取りあえずスキルを打つ癖が付いてきます。

相手に打たれたから打ち返す、相手が見えたから打つ。

これは非常に良くないです、一つ前で書いたように必要な時に打つマナが無くなる。

マナに不足しないレベルになってきたとしても、拘束系のShadowDemonやOutworldのスキルで囲んだりすると次は相手のフォローが入れる。

スキルを打つ場合は基本的に誰かと連携して繋がるように打てるように心がける。

スキルを打てるようになったら次は状況を考えてスキルを打てるようになれるよう頑張って下さい、どういう時に打つか考える、どういう時に打てないか考える。

*1:まだ書いてないけどそのうち書くヒーローピックで触れるキルレーンを作る為

*2:そんな人は滅多に居ないと思うけど一例として

*3:拘束時間は延びずダメージだけとかクールダウンが短くなるとかも良く有る

*4:Ultがマイクロな時点で初心者が使うヒーローではないんだけど一応